まだ「最強のクレカ」を探して比較サイトを彷徨っているのか?
その行為自体が、君の脳内メモリに対するDDoS攻撃だ。
0.5%の還元率の差で悩む間に、君の人生のROI(投資対効果)は暴落している。
今すぐその「検索」というプロセスを強制終了しろ。
スペック表の比較は「Exitのないアルゴリズム」だ
君は「このカードは還元率が1.0%だが年会費がかかる」「あちらは基本0.5%だが特定コンビニで5%」といった変数を前に、脳内で複雑な方程式を解こうとしていないか?
ハッキリ言おう。その方程式に「解」はない。
比較サイトのスペック表を睨めっこする行為は、プログラミングで言えば「無限ループ」への入り口だ。
年会費、ポイント還元率、付帯保険、特約店……
これらは常に変動する「不安定な変数」だ。
変数が多すぎる方程式を解こうとすれば、君のCPU(脳の処理能力)はオーバーヒートを起こし、本来やるべき仕事や家族との時間に割くべきリソースが枯渇する。
心理学や行動経済学の研究では「選択肢が多すぎると、人間は判断を先延ばしにする(決定回避の法則)」ことが証明されている。
ベストな一枚を探して比較サイトを徘徊する行為は、脳の処理能力を超えた情報を浴び続け、自らをフリーズさせているに過ぎない。
[参考]経済情報学部:多すぎる情報は判断を鈍らせる?|岐阜聖徳学園大学
答えはNoだ。君は「得」をしているつもりで、実は「脳のスタミナ」という最も高価な資産をドブに捨てている。
「改悪」のたびに乗り換えるのは、生産性ゼロのレガシー保守
高還元カードを追い求める者たち(ポイ活民)は、カード会社の規約変更に怯える「渡り鳥」だ。
- 「還元率が下がった」
- 「ポイント付与条件が変わった」
——これを界隈では「改悪」と呼ぶが、私に言わせれば単なる「仕様変更(強制アップデート)」に過ぎない。
そのたびに「次はどのカードが最強か?」と情報を漁り、審査を申し込み、支払い設定を変更する。
この一連の作業は、生産性ゼロのレガシーシステム保守と同じだ。
0.5%のポイント差など、人生全体で見れば単なる「誤差(ノイズ)」だ。
そのノイズを除去するために、君の貴重なGPUリソースを使ってマイニング(計算)をするのは効率が悪すぎる。
君はポイントを稼ぐために生きているのか? 違うはずだ。
楽天カードという「固定値(ハードコーディング)」を実装せよ
では、どうすればこの無限ループから抜け出せるのか。
答えはシンプルだ。「思考停止」という名の最強ツールを使え。
具体的には、財布の中身を「楽天カード」という固定値(ハードコーディング)にしてしまうのだ。
理由はシンプルだ。楽天カードは発行枚数3000万枚(2023年12月時点)を超える、日本経済における「標準実装(デフォルト・スタンダード)」だからだ。
3000万人がデバッグを済ませたシステムに乗る。これが最もエラーの少ない生存戦略だ。
[参考]「楽天カード」、カード発行枚数が3,000万枚を突破|楽天グループ株式会社
- どこでも使える(汎用性)
- そこそこ貯まる(合格点)
- 誰もが持っている(標準規格)
この「そこそこ」こそが重要なのだ。最高を目指すな。「ベター(マシな方)」で決済ボタンを押せ。
財布からカードを取り出すたびに「この店ではこっちのカードが……」と条件分岐を発生させるな。
それはウィルパワー(意志力)の無駄遣いだ。
人の意思決定能力は有限のリソースであり、些細な決断の連続で枯渇する。
これを「決断疲れ(Decision Fatigue)」と呼ぶ。
人間は1日に最大3万5000回の決断をしていると言われる。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは、この膨大な決断プロセスから「服を選ぶ」というタスクをkillし、脳のメモリを本業に集中させるためだ。
[参考]私たちは1日に “3万5,000回” も決断している。「決断疲れ」を防ぐにはどうすればいいのか?|StudyHacker
「支払いはこれ」と決めておくこと。
これは妥協ではない。君の脳内メモリを重要なタスクに集中させるための、高度なシステム設計だ。
最適化をやめることこそが、真の最適化だ
さあ、開いているその比較サイトのタブをすべて閉じろ。
ブックマークしている「ポイ活ブログ」もフォルダの奥底に封印するんだ。
君が手に入れるべきは、数百円分のポイントではない。
「もう比較しなくていい」という圧倒的な開放感と、空いたメモリで空を見上げる余裕だ。
システムはシンプルであるほど美しい。君の人生もそうあるべきだ。